俳号

俳人のためのやまとことばの散歩道―芭蕉は仮名俳号をなぜ“はせを”と書いたのか 俳風大横手・歳旦集俳号索引 (天理図書館綿屋文庫俳書集成)
俳号(はいごう)あるいは俳名(はいめいはいみょう)とは、俳諧あるいは後の俳句を作る際に用いるのことである。

松尾芭蕉の最初の俳号は「桃青」。これは母方の伊予宇和島の桃地姓に由来していると考えられている。この「桃地」が忍びの者を統括した百地一族との血縁というところから一時流行した芭蕉忍者説の根拠の一つとなっている。「芭蕉」という号は深川の庵に弟子が当時珍しかったバショウ(芭蕉)を植え、それを芭蕉が愛したところから。芭蕉は晩年になっても「芭蕉庵桃青」と使っている場合もあるので、桃青から芭蕉に俳号を変えたとも単純にはいえない。芭蕉は「はせを」と表記している。

現在は、俳人愛称という意味では「俳号」、「」という呼びかたが主であり、「俳名」という場合は歌舞伎役者が持つ異名を指すことが多い。

  1. 歌舞伎の場合
  2. 関連項目

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