多民族国家

インドネシア―多民族国家という宿命 (中公新書) エスニック・アメリカ―多民族国家における統合の現実 (有斐閣選書) 多文化主義とは何か (文庫クセジュ)
多民族国家(たみんぞくこっか)とは複数の民族から構成される国家のことである。対義語は単一民族国家である。地球規模での交通が発達した現在、国家間の行き来が盛んになった現在、純粋な単一民族国家は存在しえず、あらゆる国家が多民族国家であるということもできる。

多民族国家の代表例としては、世界各地からの移民によって成り立っているアメリカ合衆国や、拡張の過程で少数民族を取り込んだ中華人民共和国ロシア連邦などが挙げられる。かって存在した国家としては、ハプスブルク家が婚姻外交で獲得した所領に起源を持つオーストリア=ハンガリー帝国汎スラヴ主義により生み出されたユーゴスラビアなどがある。また、アフリカにはヨーロッパ諸国による植民地時代に地理的または社会的な理由によらずに境界が定められ独立時にもその境界を維持したために、民族集団が国家を横切る形で居住し、結果として多民族国家となっていることが多い。

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