人民
人民(じんみん)は、法学・政治学の用語で、一定領域において特別な政治的権限を持たないただの人のことをいう。あるいは、君主国の国民たる「臣民」に対して共和国の国民を「人民」と呼ぶ用語法もある。一般的傾向として、厳密な区別を要するような場合には「人民」と「国民」は区別されて用いられるのに対し、それ以外の場合においては通常は「人民」という言い方は避けられ、「国民」という言葉のみが用いられる。共産主義の国では、国際主義の立場から、「国民」(nation)よりも「人民」(people)を好んで用い、そのため本来の語義を離れて「人民」という言葉に、共産主義のイメージが感じ取られる場合が非常に多く、一般的である。「人民共和国」やこれに類する表現(「民主」が前後に付けられることも多い)は、共産主義国に独特の国号となっている(もっともレーニンがヨーロッパ・ソビエト共和国連邦を提案したのが、スターリンによって社会主義共和国にされたのは有名なエピソードである)。
- 日本語における「人民」という用語法の歴史
- 西欧語との対応
- 名称に人民と付く国家・組織・集団
- 関連項目
「人民」をネット検索
「人民」をホームページからリンクする
トップページ
このサイトはWikipediaの記事を利用しています。
Text is available under GNU Free Documentation License.