死語 (言語学)
言語学における死語(しご)とは自然言語の中で、話者が存在しなくなったため実際には使用されていない言語を意味する。学校教育による標準語の浸透、グローバル化の進行とともに国際共通語としての英語などの勢力が強まり、少数民族の固有言語は世界各地で絶滅の危機にさらされている。なお、一般的な認識での死語は言語学では廃語(はいご)という。
- 話者が絶えてしまったために、発音が分からなくなっている言語もあるほか、文字文化を持たなかった言語では、存在そのものが絶えてしまったケースも見られる。この問題において最も顕著な事例としてはアボリジニの各々の部族にそれぞれ伝えられていた言語であろう。幸運にも民俗学者やアマチュアの手によって録音が残されていたために解明される場合もあるが、250(26 - 28系統)ともいわれた各アボジニ言語の大半は、彼等が辿った歴史と共に、既に失われているとされる。
- 一度死語となった言語から母語話者を再生させることは非常に難しい。歴史上、ヘブライ語においてのみこれが成功した例を認めることができる。第二言語として復活した言語にはマン島語やコーンウォール語などがある。
- 関連項目
「死語 (言語学)」をネット検索
「死語 (言語学)」をホームページからリンクする
トップページ
このサイトはWikipediaの記事を利用しています。
Text is available under GNU Free Documentation License.