後発開発途上国

後発開発途上国(こうはつかいはつとじょうこく)とは、国連が定めた世界のの社会・経済的な分類の一つで、開発途上国の中でも特に開発が遅れている国々のことである。略語としてLDC (Least Developed Countries) と表記される。

2003年、国連は後発開発途上国と認定するための3つの基準を定めた*[http://www.un.org/special-rep/ohrlls/ldc/ldc%20criteria.htm 国際連合のWebページ] - The Criteria for the identification of the LDCs

  1. 所得水準が低いこと。すなわち、一人当たりの国民総所得 (GNI) の3年平均推定値が750米ドル以下であること。
  2. 人的資源に乏しいこと。すなわち、HAI (Human Assets Index) と呼ばれる指標が一定値以下であること。HAIは、カロリー摂取量、健康に関する指標、識字率に基づく。
  3. 経済的に脆弱であること。すなわち、EVI (Economic Vulnerability Index) と呼ばれる指標の値が一定以下であること。EVIは下の下位指標に基づく。農産物の生産量がどの程度安定しているか、商品とサービスの輸出がどの程度安定しているか、GDPに反映される製造業、サービス業の活動が全経済活動に対してどの程度の比率を占めるか、人口の対数によって算出される該当国の国内市場の規模、天災によって影響を受ける人口の割合、である。

  4. 後発発展途上国の指定から外れる条件も定められている。3つの基準のうち2つ以上を2年連続して上回ればよい。ただし、GNIについては750米ドルではなく、900米ドルを超えなければならない。


    最貧国という呼称も定着しているが、これに区分される国は2005年現在で49か国(つまり世界の国家のうち、4分の1ほど)もあるため、実情を示す上では不正確といえる。また第四世界と呼ばれることもある。

  1. 概説
  2. 内戦
  3. 飢餓
  4. インフラ未整備
  5. 現在のLDC
    1. アジア
    2. アフリカ
    3. オセアニア
    4. 中央アメリカ
  6. 関連項目
  7. 参考文献
  8. 外部リンク

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