偶像

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偶像(ぐうぞう)とは、人間の五感では感じとれない存在である神を、人間にも解りやすく表現するために、彫刻や絵画など物質的手法で作られた像。そのなかでも、特に信仰、崇拝の対象として作られた神や仏の像を指す。
したがって、言語のような非物質的な手法で記述された神性およびイメージは通常「偶像」とは呼ばれない。

偶像を崇拝する行為を偶像崇拝という。

偶像、及び偶像崇拝はアブラハムの宗教であるユダヤ教イスラム教キリスト教による概念であり、唯物崇拝、アニミズムを否定するものである。したがって、偶像、偶像崇拝という言葉が表すものが具体的にあるわけではない(実際にはこの宗教ではプロテスタントを除いたキリスト教以外において、偶像の崇拝はモーセの十戒によって禁止されている(これはキリストがユダヤ教徒に忌まれた原因の一つでもある))。

現在のキリスト教のカトリックどの大部分では、偶像崇拝の要素を比較的寛容に受け止められており、多くの教会堂の壁画などに神が描かれている。しかし、キリスト教側は、像があることがすなわち偶像を意味せず、キリスト像などは偶像崇拝にあたらないとしている。歴史的にはキリスト教のイコンも議論の対象となったことがある。

ヘブライ語ではペセル 、エリール という。後者は神の名であるエールからの派生である。
(ヘブライ語でのエールはエローアハエローヒーム(エロヒム)の語根でもあり、アッラーの名の基礎でもあるが、ウガリット神話におけるエールとは多神の一つである)

「偶像」という言葉は通常、その像自体は神的存在ではないとする立場から否定的に使用される。そのた、神や仏の像を崇拝している本人自らが「これは偶像である」と使うことはない。

  1. 関連項目
  2. 俗用
  3. 関連項目

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